乾季における小規模ため池かんがいシステムの最適水管理 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.100-101 , 2002

発表番号 1-19

Optimal Water Management of Small-Scale Tank Irrigation Systems in Dry Seasons

Koichi Unami [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto University]
Toshihiko Kawachi [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto University]
Shigeyasu Aoyama [Graduate School of Agricultural Science, Kyoto University]

乾季における小規模ため池かんがいシステムの最適水管理

○宇波 耕一 [京都大学農学研究科]
河地 利彦 [京都大学農学研究科]
青山 咸康 [京都大学農学研究科]

小規模ため池畑地かんがいシステムにおける最適水管理問題を,ため池貯留量と受益地含水量を支配する決定論的常微分方程式モデルに基づいて定式化し,乾季における最適放流流量の満たすべき最小原理を導く.随伴変数の初期値をパラメータとして与え,目標値を観測値に基づいて逐次更新していくことにより,実時間制御によって間断かんがいのパターンが最適解として実現されることをシミュレーションによって示す.

Keyword: ため池かんがい, 最適水管理, 最小原理
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