ヒートアイランド現象を緩和する都市近郊農地の気象的効果について(予備観測) (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.146-147 , 2002

発表番号 1-42

A Preliminary Result on Urban Heat Island Mitigation Effects by Farmlands in the Anou River Basin, Mie

Kaoru FUKUYAMA [Faculty of Bioresources, Mie University]
Naoto TAKANO [Faculty of Bioresources, Mie University]
Seiichi TSUCHIYA [Tokai Regional Agricultural Administration Office]

ヒートアイランド現象を緩和する都市近郊農地の気象的効果について(予備観測)

○福山 薫 [三重大学生物資源学部]
高野 直人 [三重大学生物資源学部]
土屋 誠一 [東海農政局]

都市のヒートアイランド現象に対して近郊農地がどの程度の気候緩和効果をもつかを評価するために、昨年の盛夏期に三重県津市周辺の安濃川流域において気象観測を実施した。特に夜間は、水田域と市街地との間で最大4℃程度の気温差が観測され、農地からの水の蒸発散に伴う冷却効果が著しく作用していることが示唆された。土地利用の違いによる気温や水分分布の差について、GISを用いた予備的な解析結果を報告する。

Keyword: ヒートアイランド, 農地の気候緩和作用, 気象観測
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