室内締固め土に発生する過剰間隙水圧の経時変化とその原因 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.212-213 , 2002

発表番号 2-14

Prolonged change in excess pore water pressure of soil compacted in a mold and its causes

Hiroyuki Matsuda [Faculty of Agriculture, Iwate University]
Kiyoshi Koga [Faculty of Agriculture, Iwate University]
Takeharu Horikawa [Faculty of Agriculture, Iwate University]

室内締固め土に発生する過剰間隙水圧の経時変化とその原因

○松田 寛之 [岩手大学農学部]
古賀 潔 [岩手大学農学部]
堀川 丈晴 [岩手大学農学部]

 モールド中で高含水比火山灰質粘性土を締固め,底面に発生する圧力を測定した。はじめ発生した過剰間隙水圧は急速に低下し,徐々に低下速度を緩めて一定値に達した。骨格体積,間隙水の浸出(離水),間隙空気体積の経時変化を測定し,間隙水圧の発生原因は圧縮された封入空気にあること,低下の原因は初期の骨格膨張とそれに続く離水として現れる封入空気の膨張および長期間続く封入空気の間隙水への溶解であることがわかった。

Keyword: 締固め, 間隙水圧, 封入空気
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