排水に伴う泥炭地盤の初期沈下過程のモデル化 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.228-229 , 2002

発表番号 2-22

Modeling of the initial subsidence process in peatland caused by drainage

Ippei Iiyama [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Masaru Mizoguchi [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]
Tsuyoshi Miyazaki [Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo]

排水に伴う泥炭地盤の初期沈下過程のモデル化

○飯山 一平 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
溝口 勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
宮崎 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

泥炭地に排水を施した際に生ずる初期沈下の機構を力学的に明らかにする目的で沈下実験を行った。その結果得られた間隙水圧分布をモデル化し、有効応力の増加は水位低下速度に比例する、という式を導いた。さらに、応力ひずみ関係として弾性体の構成式を用いて初期沈下モデルを定式化した。モデルが実測の沈下挙動をよく表したことから、初期沈下の機構は水位低下に伴う有効応力の増加によって説明できることを示した。

Keyword: 泥炭地盤沈下, 水位低下, 有効応力
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