発表番号 2-41
Balanced Reinforcement Ratio for FRP Reinforced Concrte Members
Tsuguhiro NONAKA [SHIMANE UNIVERSITY]
Mohamed ELDESOUKY [SHIMANE UNIVERSITY]
Masayuki ISHII [SHIMANE UNIVERSITY]
繊維補強コンクリート部材の釣合鉄筋比
○野中 資博 [島根大学]
Mohamed ELDESOUKY [島根大学]
石井 将幸 [島根大学]
近年、鉄筋コンクリートの発錆を解消しかつ力学的性能を向上させるために、高性能繊維を使用した繊維補強コンクリートの研究開発が盛んに行われている。しかし高性能繊維は、従来の鉄筋と異なり破壊に至るまでその応力・ひずみ関係が直線的に変化する。そこで本研究では、1つの釣合破壊式を提案した後、既に結果が報告されている長方形断面の鉄筋コンクリート梁を繊維補強することを考え、計算力学研究センターのATENAを用いて解析を行った。その結果、ATENAは繊維補強コンクリートの使用・終局限界状態の両方を、正確に予測可能であることが明らかになったので結果を報告する。
Keyword: 繊維補強, コンクリート, 釣合鉄筋比
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