発表番号 3-36
Influence of an anionic surfactant on water infiltration in soils.
Tomokazu Fujii [Okayama University]
Munehide Ishiguro [Okayama University]
Hidekazu Yoshizawa [Okayama University]
Takeo Akae [Okayama University]
陰イオン界面活性剤が土壌への水浸潤におよぼす影響
○藤井 知和 [岡山大学環境理工学部]
石黒 宗秀 [岡山大学環境理工学部]
吉澤 秀和 [岡山大学環境理工学部]
赤江 剛夫 [岡山大学環境理工学部]
陰イオン界面活性剤が土壌への水浸潤におよぼす影響を明らかにするため、毛管上昇試験を行った。各試料を円筒に充填し、エタノール、蒸留水、種々の濃度の界面活性剤溶液の入った容器の中に挿入し、浸潤高を観測した。その結果、標準砂、ガラスビーズ、腐葉土では界面活性剤の増加により浸潤が遅くなり、ポリエチレン粒子、ピートモスでは界面活性剤の増加により浸潤が速くなった。このことは溶液の表面張力と接触角によって説明できた。
Keyword: 界面活性剤, 水浸潤, 接触角
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