発表番号 4-48
Effects of a preservation pond for Pungitius pungitius
Hiroshi Jinguji [Akita Prefectural College of Agriculture]
イバラトミヨ保護池の効果検証
○神宮字 寛 [秋田県立大学短期大学部]
圃場整備事業にともない創出されたイバラトミヨの保護池の効果検証を行った。自然湧泉と比較した結果、保護池では、個体数密度が約10個体/m2であったのに対し、湧泉では約2個体/m2であった。また、営巣数を比較すると、保護池では6個の巣が確認され、湧泉では43個の巣が確認された。イバラトミヨが保護池を生息場所として利用していることは確認できたが、繁殖場所としては充分機能していないことが示唆された。
Keyword: イバラトミヨ, 保護池, 個体数密度
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