新規干拓地における作物栽培のための灌漑操作と塩の挙動 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.534-535 , 2002

発表番号 5-17

Controlling the Saltish Water Movement by Irrigation at Crop Field Newly Reclaimed from the Sea

ATSUSHI MARUI [Grad. School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences, Kyushu Univ.]
TOMOHIKO SAKAMOTO [Grad. School of Bioresource and Bioenvironmental Sciences, Kyushu Univ.]
YOSHISUKE NAKANO [Fac. of Agr. Kyushu Univ.]
TAMOTSU FUNAKOSHI [Fac. of Agr. Kyushu Univ.]
TOMOKAZU HARAGUCHI [Fac. of Agr. Kyushu Univ.]

新規干拓地における作物栽培のための灌漑操作と塩の挙動

○丸居 篤 [九州大学大学院生物資源科学府]
坂元 智彦 [九州大学大学院生物資源科学府]
中野 芳輔 [九州大学大学院農学研究院]
舟越 保 [九州大学大学院農学研究院]
原口 智和 [九州大学大学院農学研究院]

冬場のガラス室において、間断灌漑と少量頻繁灌漑で作物栽培実験を行った。間断灌漑では、根群域内の塩分濃度は低い値を示し作物を育てることができるが、ほとんど除塩にはつながらず、逆に蒸発散量の多い期間には塩分の上昇が予想される。それに対し少量頻繁灌漑では常に上向きのフラックスを抑える事で塩分の上昇は抑えられ、除塩にもつながることが実験、シミュレーションの両面から明らかとなった。

Keyword: 畑地灌漑, 干拓地, 溶質移動
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