パイプライン灌漑地区における水需要実態の経年変化 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.540-541 , 2002

発表番号 5-20

Annual Change of Revelation of Water Supply in The Irrigation Area by Pipeline

Satoshi SAKATA [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Tsugihiro WATANABE [Research Institute for Humanity and Nature]
Naoya HINE [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]
Toru MITSUNO [Graduate School of Agriculture, Kyoto University]

パイプライン灌漑地区における水需要実態の経年変化

○坂田 賢 [京都大学大学院農学研究科]
渡辺 紹裕 [総合地球環境学研究所]
日根 直哉 [京都大学大学院農学研究科]
三野 徹 [京都大学大学院農学研究科]

 パイプラインによる水田灌漑地区である滋賀県野洲川下流地区を事例として,1980-2000年のポンプ揚水量および雨量データから需要主導型水利用の実態を検証した.灌漑期間全体でみると降雨に対応した取水により供給水量が安定化している一方で,灌漑期間内では水需要のピークが高くなる傾向がみられた.ただし,土地改良区が揚水費用を決定することで需要を制御し,合理的な水利用が形成されている側面が窺える.

Keyword: パイプライン灌漑, 需要主導型水利用, 経年変化
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