インドネシア国チダナウ流域水田地帯における水管理実態 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.544-545 , 2002

発表番号 5-22

Water Management of Paddy Area in Cidanau watershed, Indonesia

Kazunori Torise [Grad. School, Kyushu Univ.]
Tetsuro Fukuda [Fac. of Agr., Grad. School, Kyushu Univ.]
Yoshisuke Nakano [Fac. of Agr., Grad. School, Kyushu Univ.]

インドネシア国チダナウ流域水田地帯における水管理実態

○鳥瀬 和典 [九州大学大学院生物資源環境科学府]
福田 哲郎 [九州大学大学院農学研究院]
中野 芳輔 [九州大学大学院農学研究院]

  インドネシア国チダナウ流域水田地帯では渓流水を取水して田越し灌漑が行われている。当該地区の営農および水管理実態調査からつぎのことを明らかにした。乾季においては田植えから約2週間水田に湛水するが,それ以降は水稲根が地下水に到達するために湛水しない。そしてつぎの水田に田植えする。このように約2週間ずらして,あるグループ単位で順次田植えが行われる。このような水管理はシミュレーションでも確認された。

Keyword: 水田灌漑, 水管理, シミュレーション
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