寒冷地水田パイプラインの配水管理改善の提案 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.546-547 , 2002

発表番号 5-23

Proposal for Improvement of Water Distribution in Pipeline Systems in Cold Region

kazuhiko HASAGAWA [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]
kazumasa NAKAMURA [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]
Yoshiaki HIDESHIMA [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]

寒冷地水田パイプラインの配水管理改善の提案

○長谷川 和彦 [北海道開発土木研究所]
中村 和正 [北海道開発土木研究所]
秀島 好昭 [北海道開発土木研究所]

 冷害対策を意識した水管理がなされる北海道の水田管水路では、5月下旬〜7月下旬の生育初期に、早朝に極めて大きな水需要が発生し、送配水管理の障害となる。送配水の改善のためには、水需要の夜間への誘導による早朝の需要ピークの緩和が必要である。本報では、自動給水栓を導入すれば給水栓管理労力の増大を伴わないで夜間取水が可能になり、水需要ピークの緩和にとって有効であることをシミュレーションを用いて提案した。

Keyword: 用水管理, 水田灌漑, パイプライン
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