発表番号 5-42
Drainnage and Irrigation rapid technique on paddy field surface with micro-slope
Kousuke WAKASUGI [National Institute for Rural Engineering]
Sinsaku FUJIMORI [National Institute for Rural Engineering]
Takeshi TANIMOTO [National Institute for Rural Engineering]
Youichi SETOGUCHI [Kagoshima Prefectural Government]
Kenichi ONODERA [Iwate Prefecture Agricultural Reseach Center]
田面の緩傾斜化による排水及び潅水の迅速化技術
○若杉 晃介 [独立行政法人農業工学研究所]
藤森 新作 [独立行政法人農業工学研究所]
谷本 岳 [独立行政法人農業工学研究所]
瀬戸口 洋一 [鹿児島県庁]
小野寺 健一 [岩手県農業研究センター]
水田での麦・大豆の栽培といった汎用化の阻害要因として,湿害や旱魃害が上げられる.そこで田面に緩傾斜を施すことで,それらの問題を緩和できるのではないかと考え,排水及び潅水試験によりその効果を分析した.その結果,潅水にかかる時間及び用水量は縮減し,明渠を設けることによって傾斜化の効果が発現することが分かった.排水においても同様に時間が縮減された.また,傾斜化による表土浸食への影響はみられなかった.
Keyword: 田面の緩傾斜化, 排水及び潅水, 表土侵食
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