発表番号 6-20
Estimation of a runoff control function of paddies in mountainous area
Akiko Yoshimura [National Institute for Rural Engineering]
Kenji Ishida [National Institute for Rural Engineering]
Naoya Fujimotyo [National Institute for Rural Engineering]
Tatsumi Tomosho [National Institute for Rural Engineering]
中山間地域の水田の持つ流出抑制機能の比較
○吉村 亜希子 [農業工学研究所]
石田 憲治 [農業工学研究所]
藤本 直也 [農業工学研究所]
友正 達美 [農業工学研究所]
流出抑制機能を既存の雨水貯留モデルを適用して検討を行った.その結果,東北地区では100年確率でも流出抑制機能が発揮されたが,九州地区では10年確率降雨でもその機能が十分に発揮できない.また,放棄後に畦畔管理を行った場合をシミュレーションした結果,東北地区では流出抑制機能が期待できるが,九州地区では100年確率降雨では逆にピーク流出高が大きくなり,その機能が期待できないことが分かった.
Keyword: 耕作放棄, 中山間地域, 降雨特性
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