干潟域底泥の脱窒速度と律速因子との関係について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.818-819 , 2002

発表番号 7-44

On the relationship between denitrification rate and rate-determining factor of the bottom mud in the tidal flat area

Masahiro Seguchi [Faculty of Agriculture, Saga University]
Masumi Kooriyama [Faculty of Agriculture, Saga University]
Osamu Deguchi [Faculty of Agriculture, Saga University]
Taichi Tamura [Faculty of Agriculture, Saga University]

干潟域底泥の脱窒速度と律速因子との関係について

瀬口 昌洋 [佐賀大学農学部]
○郡山 益実 [佐賀大学農学部]
出口 修 [佐賀大学農学部]
田村 太一 [佐賀大学農学部]

本報では,干潟域での環境浄化機能の一部である底泥の脱窒特性とその律速因子との関連性を実験的に検討l察したものである。その結果,底泥中の脱窒速度は,硝酸濃度と温度に強く依存することが確認された。また,異なる含泥量の底質を用いて実験したところ,高含泥量の底質ほど高い脱窒活性が認められた。さらに,脱窒速度を酵素反応速度理論に基づいて理論的に解析した結果,理論値と実験値との分布傾向は概ね一致した。

Keyword: 底泥, 脱窒速度, 律速因子
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