ため池導水路の水路環境特性が底生生物の種多様性に及ぼす影響 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.820-821 , 2002

発表番号 7-45

On impacts of environmental factors of a canal connected to a tank for agricultural water use on a diversity of benthic nvertebrate communities

Takanori Kusakabe [Faculty of Engineering,Kagawa Univ.]
Hirohumi Kakudo [Faculty of Engineering,Kagawa Univ.]

ため池導水路の水路環境特性が底生生物の種多様性に及ぼす影響

○日下部 貴規 [香川大学工学部]
角道 弘文 [香川大学工学部]

本研究では,ため池導水路において底生生物群集を対象に生態調査を行い,また種の多様性を規定する水路環境特性として水路の構造,流況,水質などを調べ,底生生物の種多様性との関係について重回帰分析により解析した.その結果,当該水路のような環境条件下においては,護岸の植生被覆状況,水路床の底質粒径や全窒素といった護岸工法や水質が底生生物の多様性に影響していることがわかった.

Keyword: 底生生物, 水路環境, 多様性
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