発表番号 1-18
Water and Nitrogen Flow in Kasanohara Plateau, Kagoshima prefecture, JAPAN
Tomijiro Kubota [National Institute for Rural Engineering]
Takao Masumoto [National Institute for Rural Engineering]
Shuh Matsuda [National Institute for Rural Engineering]
笠野原台地における水・窒素フローの検討
○久保田富次郎 [(独)農業工学研究所]
増本 隆夫 [(独)農業工学研究所]
松田 周 [(独)農業工学研究所]
畜産や茶園の立地など単位面積当たりの農業系窒素負荷が多く水資源の質的劣化が深刻なシラス台地流域において,水および窒素の物質フローについて調査・検討した。R-5流域で年間の窒素フローを検討したところ,投入された農業系窒素発生負荷量は731tであり,雨水による窒素負荷量は41tであった。これに対して流出負荷量は直接流出に伴う窒素流出分を除くと397tであり,既往の研究と比較するとやや過大な値であった。
Keyword: 窒素フロー, 水収支, 農業系窒素負荷
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