昇温脱離法によるモンモリロナイトに吸着したCdの形態観察 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.282-283 , 2003

発表番号 2-26

Observation of Cd Adsorbed on Montmorillonite with Thermal Desorption Method

Rieko Takamatsu [KITASATO University]
Tsuyoshi Miyazaki [The University of TOKYO]
Masashi Nakano [Professor Emeritus, The Unieversity of TOKYO]

昇温脱離法によるモンモリロナイトに吸着したCdの形態観察

○高松 利恵子 [北里大学獣医畜産学部]
宮崎 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
中野 政詩 [東京大学名誉教授]

粘土鉱物の中でも吸着力が高いモンモリロナイトへのCd吸着挙動のpH依存性に着目し, これまでに吸着実験, EXAFS測定を行なった.これに続き,本研究では熱分析である熱脱理法を用いて脱離の様子を観察した.そしてCd, SiおよびAlの脱離スペクトルの比較から1)pH4とpH7で吸着させたCdの脱離エネルギーが異なる事,2)pH7で吸着させたCdはモンモリロナイトの加熱による結晶破壊を抑制する事がわかった.

Keyword: カドミウム, 粘土鉱物, 吸着
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