フィンガー流はなぜ生じるのか:2. 乾燥粒状媒体における浸潤前線進行のメカニズム (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.300-301 , 2003

発表番号 2-35

The mechanism of finger flow: 1. Mechanism of wetting front advance in dry granular media

Sho Shiozawa [Graduate School of Agricultual and Life Sciences,The University of Tokyo]
Haruyuki Fujimaki [Institute of Agric. and Forest Engi., Univ. of Tsukuba ]

フィンガー流はなぜ生じるのか:2. 乾燥粒状媒体における浸潤前線進行のメカニズム

○塩沢 昌 [東京大学農学生命科学研究科]
藤巻晴行 [筑波大学農林工学系]

フィンガー流が生じるのは、乾燥粒状物質が「浸潤前線は大気圧に近い水圧でないと進行しない」またはガラスビーズのように典型的には「浸潤前線は必ず飽和する;不飽和の浸潤前線は存在できない」という特殊な物理性をもつためである。この特異な浸潤形態が生じるメカニズムを、球粒子間間隙内の気液界面の進行モデルを考えて説明する。

Keyword: フィンガー流, 気液界面,
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