発表番号 2-37
Hanging water model for the flow with unstable wetting front
Hiroyuki Cho [Saga University]
Mitsuhiro Inoue [Tottori University]
不安定化した浸潤前線に対するHanging water modelの提案
○長 裕幸 [佐賀大学農学部]
井上 光弘 [鳥取大学乾燥地研究センター]
浸潤前線が不安定化している状態の流れを表現するモデルを提案した。このモデルでは前線の降下がインクボトル的に行われると仮定し、粒子間隙に存在している水分はHanging water状態であると考えた。つまり、深さの異なる2点間のポテンシャル差は一定であり、浸潤前線は飽和透水係数で降下するとした。このモデルにより、ガラスビーズを用いた実験や、砂に関する過去の文献値をうまく表現できた。
Keyword: 浸潤前線, 水分移動, フィンガー流
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