初期水分量が砂丘砂におけるZFPの降下に及ぼす影響について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.312-313 , 2003

発表番号 2-41

Effect of initial water content on the downward movement of ZFP in sand dune sand

Masaru Sakai [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
[Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Kuruma Tomoya [Faculty of Agriculture, The University of Tokyo]
Tsuyoshi Miyazaki [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]

初期水分量が砂丘砂におけるZFPの降下に及ぼす影響について

○坂井勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
Magdi Khalil [東京大学大学院農学生命科学研究科]
車知也  [東京大学農学部]
宮崎毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

乾燥地で持続的に農業を行なうためには、適切な灌漑量の決定が必要となる。この灌漑量の決定のために、水分の移動方向の境界となるゼロフラックス面(ZFP)を使うことが役立つ。本研究では、初期水分量に注目し、砂試料中のZFPの動きについて考察した。その結果、高水分条件下ではZFPの降下が速く、逆に低水分条件下では遅くなることが分かった。このことから初期水分量は、灌漑量決定のための重要な要因であると言える。

Keyword: ゼロフラックス面, ,
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