発表番号 3-9
Relation between Scale and Performance of Steep Fishways with Short Span Orifices
Naoto Tsunesumi [Hokuriku National Agricultural Experiment Starion]
多連オリフィス式魚道の規模と効果の関係について
○常住 直人 [農研機構北陸研究センター]
潜孔を利用した多連オリフィス式の魚道を呈示し、その水理特性を水理実験も基づき明らかにした。また、これら実験結果から魚道規模と効果の関係を検証した。その結果、本魚道は従来魚道より概して急勾配にも関わらず、従来魚道よりも小規模化、小流量化が可能なこと、小規模化させるにつれ中型魚を中心に遡上が困難になること、これを回避するにはある程度の緩勾配化(小流量化)を要すことが分かった。
Keyword: 魚道, 潜孔, 環境保全
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