発表番号 3-26
Change of water demand following global warming in arid area
Tomohisa Yano [Arid Land Reserch Center, Tottori University]
Shin-ichi Takeuchi [Faculty of Engineering, Kyushu Kyoritsu University]
Hiroko Hashizume [Arid Land Reserch Center, Tottori University]
Tomohisa Yano [Arid Land Reserch Center, Tottori University]
地球温暖化に伴う乾燥地域の水需要の変化
○矢野 友久 [鳥取大学乾燥地研究センター]
竹内 真一 [九州共立大学工学部]
橋爪 裕子 [鳥取大学乾燥地研究センター]
矢野 友久 [鳥取大学乾燥地研究センター]
気候変動予測データを用いてトルコ半乾燥地における作物の水需要の将来変化を推定した。2001年から2099年までの年降水量から気温上昇の影響が大きい21世紀後半を対象にして豊水年、平年、渇水年を決定し、年間の灌漑水量のシミュレーションを行った。その結果、各確率年の灌漑水量は基準年に比べて、それぞれ3、16、39%増大した。平年の灌漑水量が基準年と等しくなるように灌漑すると、12%程度の減収となる。
Keyword: 乾燥地, 気候変動予測, 灌漑水量
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