発表番号 3-29
A Study for Design Flood Dischage of the Gando Dam
Ryouichi Ohnishi [National Institute for Rural Engineering]
Shigeo Ogawa [National Institute for Rural Engineering]
Takeo Shima [National Institute for Rural Engineering]
岩洞ダムの設計洪水流量に対する考察
○大西 亮一 [ (独)農業工学研究所]
小川 茂男 [ (独)農業工学研究所]
島 武男 [ (独)農業工学研究所]
岩洞ダムは流域面積が48.6km2,設計洪水流量が93.5m3/sで,設計洪水比流量は1.9m3/s/km2となり,クリーガ式の17.1m3/s/km2の20%増しの20.5m3/s/km2と比べて約1/11倍と小さい。1960年11月のダム完成から40年間以上になるが,洪水吐からの放流は1回だけで,その量もわずかであった。このため,ダム管理で観測された降雨量やダム貯水位(貯水量)等のデータを解析して,洪水時の流出量を求め,設計洪水流量を考察する。
Keyword: 設計洪水流量, 洪水流量, 洪水比流量包絡式
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