発表番号 3-54
Analysis on water pollution factors in the Cidanau watershed, Java Island
Tomoko Konishi [Grad. School of Agri. Sciences, Utsunomiya Univ.]
Akira Goto [Faculty of Agri., Utsunomiya Univ.]
Masakazu Mizutani [Faculty of Agri., Utsunomiya Univ.]
Kenichi Misawa [Faculty of Agri., Utsunomiya Univ.]
Arien Heryansyah [United Grad. School, TUAT]
ジャワ島チダナウ川水系における水質汚濁要因の分析
○小西 智子 [宇都宮大学大学院]
後藤 章 [宇都宮大学農学部]
水谷 正一 [宇都宮大学農学部]
三澤 健一 [宇都宮大学農学部]
アリンヘルヤンサ [東京農工大学大学院]
インドネシアの中枢で人口の80%を抱えるジャワ島では、近年工業化や経済発展に伴う生活様式の変化により水需要が増大するとともに、水環境の悪化が進行している。特に研究対象とするチダナウ流域はジャワ島最西部に位置し(図1)、チレゴン工業地帯への水源となっている。人口密度は600人ルm-2と高く、生活系・農業生産系の汚濁負荷排出による流域内水系の水質悪化が進行していて、下流にある水供給公社は現在水処理費用の高騰に悩んでいる。そこで本研究では、水質汚濁機構解析の基礎的アプローチとして、流域内の窒素負荷に注目し、汚濁の実態解明と汚濁要因の分析を行うこととした。
Keyword: 水質汚濁, ジャワ島,
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