発表番号 4-9
Effect of roughness on friction between carbonate sediments in coral reef and steel
TOSHIYA SHINJO [Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus]
Norikatu MIYAGI [Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus]
YASUAKI KOMIYA [Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus]
Koji NAGAYOSHI [The United Graduate School of Agricultural Sciences, Kagosima University]
さんご礁石灰質堆積物と鋼材との摩擦特性に及ぼす鋼材粗度の影響
新城俊也 [琉球大学農学部]
宮城調勝 [琉球大学農学部]
小宮康明 [琉球大学農学部]
○永吉功治 [鹿児島大学大学院連合農学研究科]
一面せん断試験装置を用いて粒径0.25mmから2mmに調整した石灰質堆積物と鋼材との摩擦試験を実施した。鋼材の粗度はRmax=5μmから100μmの7段階に変化させた。摩擦試験は圧密圧力50kPaから700kPaの範囲で定体積試験を行った。鋼材との摩擦角は粗度の増加とともに増大した。せん断に伴う負のダイレイタンシーにより垂直応力が減少し,周面摩擦力は低下した。杭周面に作用する垂直応力の低下は鋼材粗度の増加に伴い小さくなった。
Keyword: 摩擦試験, 鋼材粗度, 石灰質堆積物
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