黄土高原下流域の灌漑農地における塩害と物質循環を活用した改善対策−洛恵渠灌区における地下水位が塩類集積に及ぼす影響− (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.674-675 , 2003

発表番号 5-25

Study on remedial measures using material circulation to prevent salinization of irrigated land in the lower basin of Loess Plateau- Effect of groundwater table on land salinization in Luohui Irrigation Scheme -

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黄土高原下流域の灌漑農地における塩害と物質循環を活用した改善対策−洛恵渠灌区における地下水位が塩類集積に及ぼす影響−

○北村 義信 [鳥取大学農学部]
Li Zanbin [中国科学院水土保持研究所]
濱村 邦夫 [鳥取大学乾燥地研究センター]
本名 俊正 [鳥取大学農学部]
Li Peng [中国科学院水土保持研究所]

黄土高原下流域に位置する洛恵渠灌区においては,塩類集積が大きな問題となっている。特に,灌漑に伴う地下水位の上昇がもっとも大きな要因と考えられることから,地区内80の井戸を対象に地下水位とその電気伝導度(EC)との関係を解析した。その結果,EC値は0.5〜21dS/m(平均3dS/m)であり,地下水位の高い井戸,特に10m以下のものほど,高いEC値を示す傾向がみられた。

Keyword: 洛恵渠灌区, 塩類集積, 地下水位
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