水田用暗渠排水の疎水材部分の透水性に関する現地実験 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.708-709 , 2003

発表番号 5-42

In Situ Measurement of Filter’s Permeability for Subsurface Drainage in a Paddy Field

Kajisa Takamitsu [Mie Univ. Fac. of Bioresources]
Takeda Noboru [Asahi Kasei Corporation]
Kodani Nobuyuki [Asahi Kasei Corporation]

水田用暗渠排水の疎水材部分の透水性に関する現地実験

○加治佐 隆光 [三重大学 生物資源学部]
武田 登 [旭化成 株式会社]
小谷 信幸 [旭化成 株式会社]

現地測定結果から疎水材部分の透水係数を求めた.測定項目は湛水深と排水量である.求まった砂の透水係数は別に測定した結果とオーダー的に一致した.実験回数を増すごとに排水量が増加する暗渠もある一方,透水係数は減少した.目詰まりの蓄積を考慮すれば透水性は増加しないだろうから,当モデルとその利用法の妥当性が伺える.砂,籾殻,発泡ポリスチレンなどを用いた暗渠では10回の実験でも必要な透水係数は確保されていた.

Keyword: 地下排水, 排水管理, 流出特性
GET PDF=03/0305-42.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)