発表番号 6-27
Effect of fermenter temperature on heat budget of fermenter in cold and snowy region
Hiroyuki NAKAYAMA [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]
Kazumasa NAKAMURA [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]
Masanori OFUKA [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]
Yoshiaki HIDESHIMA [Civil Engineering Research Institute of Hokkaido]
積雪寒冷地におけるメタン発酵槽で発酵温度が熱収支に与える影響
○中山 博敬 [(独)北海道開発土木研究所]
中村 和正 [(独)北海道開発土木研究所]
大深 正徳 [(独)北海道開発土木研究所]
秀島 好昭 [(独)北海道開発土木研究所]
北海道湧別町で計測したメタンガス発酵槽での加温熱量実測値と37℃の発酵温度での標準ガス発生量を用いて、発酵温度を変えた場合の熱収支変化を推定した。Chen-Hashimotoのメタンガス発生量推定式を用いると、発生メタンエネルギー量と発酵槽加温熱量の差が最大になるのは、発酵温度が29℃の場合であると推察された。しかし、発酵温度を中温域で調整して得られる熱エネルギーの利得はプラントでの全必要熱量に比べて小さかった。
Keyword: バイオガスプラント, 熱収支, 発酵温度
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