反転耕起が諫早湾干拓地土層の変化に与える効果 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.856-857 , 2003

発表番号 7-13

Effect of upside down plowing on change of soil properties of Isahaya bay polder

Hiroyuki NUKUMIZU [Graduate school of natural science and technology, Okayama university]
Takeo AKAE [Faculty of environmental science and technology, Okayama university ]

反転耕起が諫早湾干拓地土層の変化に与える効果

○温水 弘之 [岡山大学大学院自然科学研究科]
赤江 剛夫 [岡山大学環境理工学部]

諫早湾干拓地の土壌物理化学性の経年変化を調査した。その結果,自然条件や水切り工だけの乾燥では含水比の低下の停滞が確認された。しかし,反転耕起を行ったことによって,含水比は再び低下し,その停滞が改善されていることが明らかになった。含水比の低下にともなって塩分濃度も減少しており,土壌が乾燥をうけて保水性などの土壌物理性が変化し除塩が進んだと考えられた。また,反転耕起による深部の地耐力の増大もみられた。

Keyword: 反転耕起, 乾燥,
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