雨滴衝突による土壌面の変化 −実験的研究− (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.888-889 , 2003

発表番号 7-29

Changes of soil surfaces by raindrop impact - Experimental study -

Masamichi Noda [Graduate School of Bioresources, Mie University]
Hideki Kiyosawa [Faculty of Bioresources, Mie University]

雨滴衝突による土壌面の変化 −実験的研究−

○野田 昌道 [三重大学生物資源学研究科]
清沢 秀樹 [三重大学生物資源学部]

本研究では、初期含水比と乾燥密度を変えた土壌面に雨滴を衝突させて、土壌面破壊痕と飛散土量を測定した。一滴の衝突の場合、破壊直径D1は水滴径に比例し、含水比が増加するにつれ減少する傾向があった。多重落下の場合、乾燥密度が大きいほど飛散しやすく、飛散量が最大となる初期含水比は乾燥密度で異なった。また飛散土量は落下地点の局所的な水分量に支配され、水分量が多いほど飛散量は少ない傾向にある事を認めた。

Keyword: 雨滴衝突, 土壌侵食, 土壌水分量
GET PDF=03/0307-29.pdf



(C) JSIDRE

JSIDRE search system: Produced by mizo (1998.10.15) Updated by mizo & seki (update history)