稲藁灰のポゾラン材としての利用に関する研究― 物理的特性に与える製造装置とフロー値の影響 ― (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.52-53 , 2004

発表番号 2-26

Study on the Use of Rice Straw Ash as a Pozzolanic Material − Influence of oven type and flow-value on mechanical quality −

MATSUMOTO Shinsuke [Faculty of Agriculture , Kochi University]
SHINO Kazuo [Faculty of Agriculture , Kochi University]
IWASAKI Kozo [Faculty of Agriculture , Kochi University]

稲藁灰のポゾラン材としての利用に関する研究― 物理的特性に与える製造装置とフロー値の影響 ―

〇松本 伸介 [高知大学農学部]
篠 和夫 [高知大学農学部]
岩崎 貢三 [高知大学農学部]

従来の焚き付け式木炭製造装置から,温度管理の確実な電気炉に替えてRSAを作製したが,RSAの密度・粉末度・凝結時間の面では顕著な差は現れなかった.RSA混入率=0〜30%のモルタルについて強度試験を行った結果,フロー値を「RSA混入率0%のフロー値−20」程度まで下限値を広げれば,増強できることが判明した.さらに,材齢91日になるとRSA混入によるポゾラン効果が著しく出現し,強度が逆転するケースも確認できた.

Keyword: コンクリート材料, 稲藁灰, フロー値
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