著しい腐食劣化を想定したアンボンドRC部材の曲げ耐荷性状 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.86-87 , 2004

発表番号 2-43

Flexural Behavior of Unbonded Reinforced Concrete Beams

Ohgushi Toru [Okayama University ]
Watanabe Mitsuhiro [Okayama University ]
Murayama Yasuo [Okayama University ]

著しい腐食劣化を想定したアンボンドRC部材の曲げ耐荷性状

大串 透 [岡山大学大学院自然科学研究科]
渡辺 充弘 [岡山大学大学院自然科学研究科]
〇村山 八洲雄 [岡山大学環境理工学部環境管理工学科]

アンボンドや断面欠損長がスパンの75%の部材に1点戴荷で,またスパンの33%の部材に2点戴荷で曲げ試験を行った。その結果,前者ではアンボンド化により耐力が約1割低下した。後者は5%と僅かであった。特に前者の断面欠損試験体では,欠損端上縁コンクリートに負の曲げげひびわれが発生すること,その後アーチアクションが形成されること,鉄筋の断面内移動により部材じん性が小さくなることが分かった。

Keyword: 鉄筋コンクリート, アンボンド, 曲げ耐力
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