土壌微生物によるバイオクロッギングの温度依存性について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.146-147 , 2004

発表番号 3-18

Temperature dependence of bioclogging in sand column

Seki Katsutoshi [Faculty of Agriculture, University of Tokyo]
Kamiya Junichi [Faculty of Agriculture, University of Tokyo]
Miyazaki Tsuyoshi [Faculty of Agriculture, University of Tokyo]
Imoto Hiromi [Faculty of Agriculture, University of Tokyo]

土壌微生物によるバイオクロッギングの温度依存性について

〇関 勝寿 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
神谷 準一 [東京大学農学部]
宮崎 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
井本 博美 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

温度条件がバイオクロッギングを原因とする透水係数低下に与える影響を明らかにするために、砂のカラムに100ppm水溶液を連続浸透させるカラム実験を行った。透水係数は7日?10日間指数関数的に低下をした。その低下速度は、25℃で最も大きく、20℃と30℃ではほぼ等しく、15℃ではほぼ低下しなかった。有機物量と糸状菌数も25℃で最大となり、クロッギングとの関係が示唆された。細菌数は30℃で細大となった。

Keyword: 土壌微生物, 透水係数, 温度依存性
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