砂丘における水の再分布過程に関する研究―ZFPの挙動を中心として― (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.164-165 , 2004

発表番号 3-27

Redistribution of water in a sanddune ― Focusing on ZFP behavior ―

Masaru Sakai [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Magdi Khalil [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]
Tsuyoshi Miyazaki [Graduate School of Agricultural and Life Science, The University of Tokyo]

砂丘における水の再分布過程に関する研究―ZFPの挙動を中心として―

〇坂井勝 [東京大学大学院農学生命科学研究科]
Magdi Khalil [東京大学大学院農学生命科学研究科]
宮 毅 [東京大学大学院農学生命科学研究科]

再分布過程における水分消費は、ゼロフラックス面(ZFP)によって上向き、下向きの水分移動の二つに分けられる。蒸発量が多い乾燥地においては、ZFPの挙動を把握することが重要である。ZFPは主に現場において蒸発量の推定に用いられる(ZFP法)。本研究から、ZFPの降下速度は、初期水分量が高いほど、蒸発強度が大きいほど速くなること、また、ZFP法による正確な蒸発量の推定には、ヒステリシス、水蒸気移動の十分な把握が必要であることが分かった。

Keyword: 再分布, ゼロフラックス面,
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