長年月を経た堤体盛土の力学性状にみられる年代効果 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.246-247 , 2004

発表番号 4-14

Ageing effects which appeared in mechanical properties of earth dam which passed through long period

Komiya Yasuaki [Faculty of Agriculture,University of the Ryukyus]
Shinjo Toshiya [Faculty of Agriculture,University of the Ryukyus]
Miyagi Norikatsu [Faculty of Agriculture,University of the Ryukyus]

長年月を経た堤体盛土の力学性状にみられる年代効果

〇小宮 康明 [琉球大学農学部]
新城 俊也 [琉球大学農学部]
宮城 調勝 [琉球大学農学部]

自然堆積土は長年月の間に圧密や剪断等の力学性状が変化することが知られている。このような現象は年代効果と呼ばれ、二次圧密やセメンテーションの発達による土の骨組構造が変化するためとされているが、その発現メカニズムは不明な点が多い。本研究は、このような年代効果が締固め土においても発現することを築堤後43年が経過した宜野座ダムの堤体盛土の力学特性を明らかにすることによって示したものである。

Keyword: 締固め土, 年代効果, 剪断強度
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