兵庫県南部地震による被害・無被害ため池への土性の影響 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.286-287 , 2004

発表番号 4-34

Influece of soil property on damaged and undamaged small earth dams due to Hyogo-ken Nanbu Earthquake

Fujii, Hiroaki [Federation on Reclamation of Okayama Prefecture]
Nishimura, Shin-ichi [Graduate School of Okayama University]
Shimada, Kiyosshi [Unimersity of Tokyo Agiriculture and Technoogy]

兵庫県南部地震による被害・無被害ため池への土性の影響

〇藤井 弘章 [岡山県土地改良事業団体連合会]
西村 伸一 [岡山大学大学院]
島田 清 [東京農工大学]

兵庫県南部地震による被害・無被害ため池、約100箇所の現地調査、土質試験結果を分析し、かつ多変量解析(数量化理論2類)を行った。被害を受け易い堤体は、砂分50%以上、貫入抵抗150kPa 未満、含水比6%未満であり、貫入抵抗・含水比・土質分類の順で被害に関係する。文書資料を加味した多変量解析結果は、野島断層距離、貫入抵抗、野島断層への堤軸角度、含水比、堤軸平面形状、土質分類等の順となり、判別的中率は約95%であった。

Keyword: 地震災害, 多変量解析, 現地調査
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