循環灌漑地区における水利用計画 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.344-328 , 2004

発表番号 5-19

The irrigation planning in water reuse district

Yajima Kenji [Graduate School of Science and Technology Niigata University]
Misawa Shinichi [Faculty of Agriculture Niigata University]

循環灌漑地区における水利用計画

〇矢嶋 健次 [新潟大学大学院自然科学研究科]
三沢 眞一 [新潟大学農学部]

循環灌漑の特徴である差引排出負荷の削減効果や水質濃度の悪化を調査した。その結果、削減効果は代かき・田植え期、中干し期前に見られ、水質の悪化は灌漑期前半に見られた。また、地区内の水収支から水田排水の影響で水質が悪化する時間帯は限られていると思われる。そこで、現状での地区内バッファー容量は約1時間分の流入量分しかないことから、この容量を大きくすることが普通期の水質改善に有効ではないかと考えられる。

Keyword: 循環灌漑, 水質,
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