ため池の諸元と洪水低減・水位上昇について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.348-330 , 2004

発表番号 5-21

Relation between Parameter of Irrigation Ponds and Flood Mitigation Function, Rise of Water Level of Reservoirs

NAKANISHI Norio [National Institute for Rural Engineering]
MASUKAWA Susumu [National Institute for Rural Engineering]

ため池の諸元と洪水低減・水位上昇について

〇中西 憲雄 [独立行政法人農業工学研究所]
増川 晋  [独立行政法人農業工学研究所]

ため池は,灌漑用水の水源として利用され,安定的な食料の生産に貢献するとともに,下流に対して洪水低減機能を発揮する.一方,洪水時に洪水吐から堤頂天端までの高さが十分にないと溢水の危険性が高いともいえる.ため池の流域面積,満水面積,洪水吐幅の違いにより洪水低減機能及び貯水池水位がどのように変わるか試算を行い,ため池の水位上昇に伴う溢水の危険性を簡易に判断することについて提案を行った.

Keyword: 洪水低減機能, 溢水, ピーク流量比
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