発表番号 5-38
Changes in Soil and Nutrient Component Losses from Difference Land Use
Yan CHEN [ Tokyo University of Agriculture, Graduate School of Agricultue (From 2004.April National Institute for Rural Engineering)]
MIHARA Machito [ Tokyo University of Agriculture, Faculty of Regional Environment Science]
KOMAMURA Masaharu [ Tokyo University of Agriculture, Faculty of Regional Environment Science]
異なる土地利用形態における土壌及び栄養塩類の流出特性
〇陳 嫣 [東京農業大学大学院農学研究科(2004年4月から(独立行政法人)農業工学研究所)]
三原 真智人 [東京農業大学地域環境科学部]
駒村 正治 [東京農業大学地域環境科学部]
異なる土地利用形態を持つ二つの流域を対象流域として、小流域における土地利用形態および降雨条件が河川水質に与える影響について検討した。観測の結果、小流域における地形的因子(平均勾配)が流出率に影響を与えていた。平均勾配の急な小流域における流出率が高くなる傾向が見られた。また、流出量の増加に伴って、流亡土壌、全窒素、全リンの流出濃度を増加する傾向が見られた。但し、同じ流亡土壌濃度の範囲内で、裸地、荒地などの未使用地および畑地面積率の高い流域の全窒素、全リン濃度は、林地面積率の高い流域を上回る傾向が見られた。
Keyword: 土地利用形態, 流亡土壌, 栄養塩類
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