斜面区におけるセダム薄層緑化工法培土流出に関する実験的研究 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.388-350 , 2004

発表番号 5-41

Soil erosion control in soil bed by revegetation with sedum plant

Moritni Shigeoki [Arid Land Resarch Center, Tottori University]
R Andry Henintsoa [Arid Land Resarch Center, Tottori University]
Yamamoto Tahei [Arid Land Resarch Center, Tottori University]

斜面区におけるセダム薄層緑化工法培土流出に関する実験的研究

〇森谷 慈宙 [鳥取大学乾燥地研究センター]
アンドリュー ヘニントソア [鳥取大学乾燥地研究センター]
山本 太平 [鳥取大学乾燥地研究センター]

降雨による土壌の流出は以下の過程を通るものと考えられている。雨滴によって土壌表面に衝撃を与える事により土壌団粒が破壊され、微細粒子が土壌表面を覆う。これによって生じた非常に薄い膜状のクラスト層によって土壌地下への浸潤速度が低下し、水が表層にたまりやすくなる。この水が土壌とともに流出する。しかし植生の存在する所では葉が土壌への雨滴の衝撃を緩和し、また土壌が根に張り付くために土壌流亡を防いでいる。本研究では3種類の人工軽量土壌を用い、植物の被覆率と降雨による土壌流出との関係を明らかにすることを目的とする。

Keyword: 土壌浸食, 人工軽量土壌, セダム
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