発表番号 6-31
The influence of soil thickness and the light and dark condition for nitrogen removal
HIRANO Mayumi [College of Agriculture IBARAKI University]
KURODA Hisao [College of Agriculture IBARAKI University]
NAKASONE Hideo [College of Agriculture IBARAKI University]
KATO Tasuku [College of Agriculture IBARAKI University]
TABUCHI Toshio [Honorary menber of JSIDRE]
明暗条件と土壌厚さが窒素除去に与える影響
〇平野 真弓 [茨城大学農学部]
黒田 久雄 [茨城大学農学部]
中曽根 英雄 [茨城大学農学部]
加藤 亮 [茨城大学農学部]
田渕 俊雄 [農業土木学会名誉会員]
前回の結果から,明条件では有機物の供給により,硝酸態窒素除去速度を暗条件より高く持続できた.今回は,さらに脱窒と土壌厚との関係について実験を行った.実験は,土壌厚5,10,20mmを用意し明暗で行った.その結果,土壌厚5mmの除去速度が,明暗共に他の土壌厚に比べ小さかった.これは,土壌厚5mmでは,還元環境が形成されにくいためと考えた.よって脱窒は,表層から10mm以下で行われると推察された.
Keyword: 窒素除去, 光条件, 土壌厚
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