発表番号 6-35
Evaluation of Water Purification Function of Meandered Drainage Canal
KAWAUCHI Tarou [Graduate School of Agriculture,Hokkaido University]
YAMAMOTO Tadao [Graduate School of Agriculture,Hokkaido University]
NAGASAWA Tetuaki [Graduate School of Agriculture,Hokkaido University]
INOUE Takashi [Graduate School of Agriculture,Hokkaido University]
蛇行型排水路による水質浄化機能の評価
〇川内 太郎 [北海道大学大学院農学研究科]
山本 忠男 [北海道大学大学院農学研究科]
長澤 徹明 [北海道大学大学院農学研究科]
井上 京 [北海道大学大学院農学研究科]
水環境の悪化が問題となっている大規模酪農流域では、汚濁負荷の発生源対策とともに浄化施設による対策も必要である。本報告では北海道別海地区の蛇行型排水路の水質浄化効果を検討した。その結果、水路では流速の低下に伴う懸濁態物質の沈降や、植生の取り込みなどの浄化効果がみられた。しかし底質からの溶出や、大規模出水に伴う堆積物の流出によって水路は自濁作用を示すこともあり、今後は維持管理などの対策が必要である。
Keyword: 酪農流域, 水質浄化施設, 蛇行型排水路
GET PDF=04/0406-35.pdf