農業水路における非灌漑期の魚類の生息環境に関する研究 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.584-585 , 2004

発表番号 7-17

Research on fish habitats in canal during non-irrigation period.

WATABE Keiji [Graduate School of Agriculture, Tokyo Univ. of Agr. and Tech.]
SENGA Yutaro [Graduate School of Agriculture, Tokyo Univ. of Agr. and Tech.]

農業水路における非灌漑期の魚類の生息環境に関する研究

〇渡部 恵司 [東京農工大学大学院農学教育部]
千賀 裕太郎 [東京農工大学大学院]

東京都国立市を流れる府中用水を対象に環境調査と魚類採捕調査を実施し,非灌漑期における水路の環境と魚類の分布を把握し,生息場所としての水路の環境条件を抽出した。  非灌漑期の農業水路は水深や沈水植物が著しく減少することから,オイカワ,フナ属などの遊泳魚は幹線水路で,特に水深の大きな水域に集まり,橋や植物の陰を退避に利用していた。また,ドジョウは非灌漑期にも水田に隣接する支線水路に留まっていた。

Keyword: 農業水路, 非灌漑期, 生息環境
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