湛水管理した休耕田における植生遷移と管理技術 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.592-593 , 2004

発表番号 7-21

Correlation between succession and field management of submerged paddy fields

TANIMOTO Takeshi [National Institute for Rural Engineering]
WAKASUGI Kousuke [National Institute for Rural Engineering]
FUJIMORI Shinsaku [National Institute for Rural Engineering]

湛水管理した休耕田における植生遷移と管理技術

〇谷本 岳 [独立行政法人農業工学研究所]
若杉 晃介 [独立行政法人農業工学研究所]
藤森 新作 [独立行政法人農業工学研究所]

耕起の頻度と湛水管理を異にした休耕田における植生遷移の違いと復田化について検討した。休耕田をビオトープ的に湛水管理する場合、復田を困難にする要因となるガマなどの大型抽水植物の増殖を防ぐには3年目に刈取りと耕起を行う。またオオフサモなどの小型抽水植物は落水あるいは耕起で発生を抑制できる。復田後の水稲栽培では、通常の除草剤施用と無肥料での栽培で茨城県平均の9割程度の収量を得ることができた。

Keyword: 休耕田, 水生植物, 湛水管理
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