発表番号 7-26
The population and the drift of aquatic insect in irrigation channel from upper basin of Wasada River
Suzuki Msato [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]
Okubo Hiroshi [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]
Mekawa Katsuro [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]
農業用水路における水生昆虫の流下と生息について
〇鈴木 雅人 [山形大学農学部]
大久保 博 [山形大学農学部]
前川 勝朗 [山形大学農学部]
魚類に配慮した用排水路を整備する際に餌資源となる水生昆虫の生息状況や流下(drift)について知ることは重要である.本調査では山形県内の河川上流部から取水する農業用水路を例に調査した.その結果44種が確認され,水生昆虫は水路底面だけでなく側面にも同等な生息密度で分布していた.流下は自然河川よりも早い時間に顕著になり,区間停滞量は水質の影響を受けていた.中でもコカゲロウは他の種と異なる傾向を示した.
Keyword: 水生昆虫, 流下, 用水路
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