掃流砂による藻類の剥離に関する実験 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.608-609 , 2004

発表番号 7-29

Manipulated expriment on exfoliation of algae by bed load

Sugawara Hideyuki [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]
Okubo Hiroshi [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]
Mekawa Katsuro [Faculty of Agriculture, Yamagata Univ.]

掃流砂による藻類の剥離に関する実験

〇菅原 秀之 [山形大学農学部]
大久保 博 [山形大学農学部]
前川 勝朗 [山形大学農学部]

防ダムの下流側では出水の際の下流への砂礫供給量が減少し砂礫による藻類への撹乱の低減など河川生態系へ影響を与えていることが推察される。本研究の目的は流砂が短期間に藻類へ与える影響を操作実験により明らかにすることである。その結果、操作実験では藻類は剥離するが上下流で有意な差はなかった。しかし実験前の上下流間での藻類の量には有意な差があり、長期的スケールでは掃流砂が大きな影響を与えていると推察された。

Keyword: 掃流砂, 藻類, 剥離量
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