赤井谷地湿原における圃場整備事業による影響と保全について (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.618-619 , 2004

発表番号 7-34

The effect and conservation by farm land consolidation in the AKAIYACHI mire

ITO Kennji [Graduate School of Bioresource Sciences, Nihon University]
KOHNO Eiichi [College of Bioresource Sciences, Nihon University]
SASADA Katsuhiro [College of Bioresource Sciences, Nihon University]

赤井谷地湿原における圃場整備事業による影響と保全について

〇伊藤 健司 [日本大学大学院生物資源科学研究科]
河野 英一 [日本大学生物資源科学部]
笹田 勝寛 [日本大学生物資源科学部]

赤井谷地湿原周辺で行われた圃場整備事業の一環として行なわれた保全工事の効果について述べた。保全工事の一つとして矢板施工があり、効果を検証するために、矢板内外の地下水位の計測を行った。計測結果から、矢板の施工よって地下水位の差が確認でき、矢板の効果が検証された。また、植生の現状把握から、保全工事の効果検証及び湿原回復の予想を行なった結果、湿生植物の割合が増加していることが確認できた。

Keyword: 圃場整備, 湿原, 地下水位
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