近自然工法における水収支の変化 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.624-625 , 2004

発表番号 7-37

Changes of the water balance in a nature-friendly channel renovation

HIROSE SHINICHI [College of Technology, Toyama Prefectural University]
OKADA SUSUMU [College of Technology, Toyama Prefectural University]

近自然工法における水収支の変化

広瀬 慎一 [富山県立大学短期大学部]
〇岡田 晋 [富山県立大学短期大学部]

富山県西部に位置する玄手川は、湧水の見られる農業用排水路であり、水生動植物が豊富である。江ザライ時の足場の安定化や水生動植物の保全のために水路底を近自然工法で施工したが、玄手川の水は下流域において農業用水として使用されているため施工後も湧水が安定していることが望ましい。そこで、路線水収支調査を行い、施工前、施工中、施工後の湧水の実態と、その結果を説明できる水収支モデルの試算結果を報告する。

Keyword: 近自然工法, 水収支, 透水係数
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