熱収支フラックス比法とチャンバー法による水田からのCO2フラックスの比較 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.688-689 , 2004

発表番号 8-25

Comparison of CO2 Fluxes from a Paddy Field Estimated by the Energy Balance Flux Ratio Method and the Chamber Method

Odani Hiromichi [School of Environmental Science, University of Shiga Prefecture]
Tamura Hiroyuki [Graduate School of Environmental Study, Nogoya University]

熱収支フラックス比法とチャンバー法による水田からのCO2フラックスの比較

〇小谷 廣通 [滋賀県立大学環境科学部]
田村 浩之 [名古屋大学大学院環境学研究科]

 熱収支フラックス比法とチャンバー法による水稲植被からのCO2フラックスの測定値を比較し考察した。熱収支フラックス比法による測定値は、チャンバー法によるものより2倍程度大きな値が得られたが、従来の測定結果との比較から過大ではないことを示した。また、公表されている高度別光合成速度と高度別葉面積密度のデータを用いて考察し、主として両方法が対象とする葉面積の違いによって2倍程度の差異がでることを示した。

Keyword: 熱収支フラックス比法, CO2フラックス,
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