平均化時間を指標とした貯水池を含む小流域の洪水流出特性評価 (農業土木学会要旨)



農業土木学会全国大会講演要旨集 pp.720-721 , 2004

発表番号 8-41

Evaluation of the Flood Discharge Characteristics in the Reservoir Catchment using the Averaging-Time Index

SHINOZAKI Tsuyoshi [Rural Development Bureau, The Ministry of Agriculture, Foresty and Fisheries]
TAKESHITA Shinichi [The Faculty of Agriculture, Miyazaki University]
MITSUNO Toru [Graduated School of Agriculture, Kyoto University]

平均化時間を指標とした貯水池を含む小流域の洪水流出特性評価

〇篠崎 剛 [農林水産省農村振興局]
竹下 伸一 [宮崎大学農学部]
三野 徹 [京都大学大学院農学研究科]

貯水池流域において,洪水は森林と貯水池両方によって緩和される.そのため,両者の洪水流出特性を共通指標で整理することが望まれる.本論では,平均化時間という指標を考案し,降雨とピーク流出量の関係を定量化する手法を開発した.その結果,本指標を用いて任意の確率降雨に対するピーク流出量が容易に推定されることが確認された.また,平均化時間が貯水池の洪水緩和機能を評価するうえで有用である可能性が示された.

Keyword: 平均化時間, 貯水池, 洪水緩和
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